なりたい姿があっても、「これ」を知らなければたどり着けない?

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2023.04.05 キャリアコンサルティング

なりたい姿があっても、「これ」を知らなければたどり着けない?

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今、行きたい場所があるとします。

初めて行く場所ですが、場所の名前は分かっています。

そして、手元には1枚の地図があります。

地図上で、目的地がどこにあるか分かりました。

さて、今からすぐに目的地を目指せそうでしょうか?

 

現在地が分かっていないと目的地を目指せない

 

よく知っている場所なら、自分がどこにいるのかはすぐ分かるでしょうし、スマホの地図だと現在地を自動的に読み込んでくれるので、今どこにいるかを意識しなくてもよいのですが...

観光地などで、観光マップを見ながら、自分が今どこにいるのか迷ったことはありませんか?

マップ上で行きたい場所を見つけたとしても、自分の現在地が分からないとどうやって行けばいいのか分からないですよね。

 

キャリアも同じです。

「こうなりたい」という姿(目的地)を思い描くこともとても大切なのですが、「現在の自分の立ち位置」が分かっていないと、どうやってそこを目指せばいいのかは分からないのです。

分かったとしても、抽象的なものになったり、イメージが先行したものになったりしがちです。

 

ですので、「自分を知る」ということはより良い職業生活、ひいては人生を送るためにとても重要です。

現在地を知ってこそ、目的地に向かうにはどちらへ向かえばよいのか、何をすればよいのかといったことが具体的になってくるのです。

 

そんな大切な自己理解ですが、方法の一つとして、自分自身のこれまでの棚卸しがあります。

これまで過ごしてきた時間、取り組んできたこと、その中で何を感じたか、どのように成長したかといったことを振り返ることが必要なのですが、日々忙しく過ごしている中で、なかなかそんな時間も取りにくいかと思います。

 

キャリアコンサルティングでは、しっかり時間をとって自分を振り返っていただきます。

「これまで仕事でやってきたことに自信がなかったけれど、ちゃんと自分なりの筋が通っていることが分かって、やる気が出た」

「あまり意味がないと思っていた自分のスキルが、これからの仕事に生かせそうだと気付いて、自信を持てた」などと、明るい表情で言っていただけるとこちらも嬉しくなります。

 

目指す場所へのルートをはっきりさせる為にも、自己理解は重要なのです。



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